男性更年期障害について

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男性更年期障害の原因


男性の場合も女性と同様に、ホルモン量の低下が更年期障害の基本的な原因です。
男性ホルモン(テストステロン)の減少と、ストレスの増大がこの症状に強く影響していると言われています。


40歳頃から男性ホルモンの減少が加速する!


男性には男性ホルモンしかないと思いがちですが、じつは男性の中にも女性ホルモンはあります。ただ男性の場合20歳くらいまでは、精巣と副腎でつくられる男性ホルモンの量のほうが圧倒的に多いのです。

しかし、加齢とともに精巣の機能がおとろえるため、人によっては20歳を過ぎるころから男性ホルモンがゆっくりと減少していきます。一般的に40歳頃からは、男性ホルモンの減少が加速し、60歳になると、40歳の時とくらべて平均25%もホルモン量が低下しているという研究結果が出ています。

もともと男性ホルモンの量には個人差がありますから、減少する量はあまり重要ではなく、急激にガクン!と減ってしまうことが問題なのです。このガクンと減った時期に、職場や家庭において過度のストレスに襲われると、男性更年期の症状がより強くあらわれると考えられています。

▼男性ホルモンの減少で、男のココロとカラダはどう変わる?

男性ホルモンが男性の性機能や性欲をつかさどるというのは、なんとなくイメージがわくと思いますが、最近の研究では、認知機能や記憶、物事の判断にも男性ホルモンが関わっているのではないか、ということも分かってきました。

また男性ホルモンには、骨を強く、筋肉を太くする働きがあります。これによって、男らしいガッチリとした体型がつくられるのです。いっぽう、男性ホルモンが少なくなると、脂質、とくに中性脂肪やコレステロールを代謝する機能が落ちてきて、内臓脂肪や皮下脂肪が増え、太めの体型に変わっていく傾向があります。

さらに、男性ホルモンには赤血球の量をふやす造血作用や、血管をやわらかく保つ作用もあるといわれています。ですから、男性ホルモンが減ると動脈硬化が起きやすくなる、ということにもなるのです。


ストレスをためるタイプの男性は更年期になりやすい


男性の40代以降は、社会的にも重要な責任を持ち、人生でもっともストレスが高まる時期です。サラリーマンなら管理職としての重責を担い、いっぽうでリストラの恐怖もおそってきます。そろそろ定年も現実的な視野にはいるようになってくるでしょう。

また、子どもが巣立った後の家庭では、孤独感や疎外感、夫婦のすれちがいを深刻に感じる場面も増えてきます。さらに、体力のおとろえや老後の不安も悩みとなってきます。

このような背景を受け、最初の更年期は40代前半にやってきます。とくに、仕事をさぼったことがなく、まじめでがむしゃらに仕事をするタイプの人は、更年期障害におちいりやすいようです。そして、次のピークが60代前半。この時期は、職場が変わるとか、仕事をやめるといったことが影響しているようです。

男性の更年期障害が、精神症状や身体症状としてあらわれることが多いのは、こうした仕事や家庭でのストレスが大きな影響をおよぼしていると考えられています。


更年期障害が出やすい男性のタイプ

・まじめで几帳面な人
・神経質な人
・がむしゃらに頑張る人
・アタマばかりで身体を動かさない人
・せっかちな人
・くよくよ考え込む人
・生きがいや趣味のすくない人


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